古くなった中古住宅が札幌市場に出ない理由とは?
こんにちは。最近、札幌の中古住宅市場に、築年数が経った物件を見かけなくなりました。それは、不動産事業者が買い取って、リニューアルのうえ販売してるからです。買う側からすると、古くて汚い物件より、綺麗な方が第一印象もよく、購入意欲も高まります。売る側は、多少安くても処分が早くできることです。しかし、裏側には仲介業者の売上が絡んでいます。つまり、一旦買取業者に買わせて、それを再販することで、一つの物件で仲介手数料を2回得られることになります。これを意図的に仕組んでいる仲介業者が多いです。この仕組みが、本当に消費者のためになるか?とても疑問です。古くなっても、買主が好きなようにリフォーム・リノベをして購入する方が満足度も高く、安く買えるはずです。また、売主も古い物件でも、買主へのリフォーム提案ができる業者であれば、業者買取より高く売れるでしょう。結局、仲介業者の考え方一つで、売る方も、買う方も、不利益が生まれる可能性があります。もう少し、仲介市場において、適正な価格で流通できたら、いいな〜と思います。
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