不動産事業者(特に不動産売買)及び働く人間の存在意義とは?
こんにちは。少し長いタイトルになっていますが、業界の人間として、少し語りたいと思います。
業界には、大手、中小零細を含め、全国で数十万社存在し、そこで働く人間も数百万人になるでしょう。
そして、不動産売買を中心とする事業者、営業マンは、上記の3割、4割程度になると思います。
そんな不動産業者に対する、消費者イメージは、決して良いとは言えません。と言うより、どちらかと
言うと、胡散臭いと思われているでしょう。どうして、そのように思われてしまったのか?
遠い昔は、不動産屋が千三屋と呼ばれていた時代もあったそうです。千のうち三つしか本当のことを
言わないということの表現です。当初は中小零細の業界でしたので、不動産業者(会社)というより
不動産屋(魚屋、肉屋と同じレベルの表現)と呼ばれていました。(今も、その名残はありますね!)
その後、大手(三井、住友など)が参入して、大きく変わりましたが、従来とは違う問題・課題が
生まれています。現在も、消費者不在で業界本位な姿勢、風土・文化、仕組みなどが存在しています。
消費者にとって「安心・安全で、快適に暮らせる中古住宅の流通」を実現すために、不動産事業者は
「透明性、納得性、安心・安全性、快適性、将来性」の視点で、様々なことに取り組んでいくことが、
自らの存在価値を高めていくことになります。そんな時代が、そこまで来ているような、、、。