既存住宅(中古住宅)の流通を阻む、様々な要因とは?その4
こんにちは。中古住宅の売買仲介では、一般の方が売主になるケースが多いです。
そして、売主には瑕疵担保責任(隠れた不具合、問題などに関する、買主への責任)があります。
しかし、売買契約において、売主の瑕疵担保責任を免責にすることが多く、買主は何の保証も
得られません。乱暴な言い方をすると、「中古住宅だから仕方ない」ということです。
故に、中古住宅を購入する買主は、常に不安と心配が尽きず、購入を躊躇う要因になっています。
その2で登場したインスペクションとも連動しますが、建物検査・診断をして、「かし保険」に
加入する方法も存在しています。保険に加入して、購入後、何か不具合が生まれても、保険金で
修理できたら、買主も安心だと思います。しかし、残念ながら、「かし保険」は普及していません。